2015年11月24日火曜日

「U.S.B.Tour ! 」Facebookページ開設 / U.S.B.

次の「U.S.B.Tour ! 」実現へ向けて、Facebookにページを立ち上げました。

https://www.facebook.com/usbtour/

「またやります!」と須藤さんも言ってましたし!
今後はそれぞれのサイトやSNSと平行してポータルサイトとして運用していこうと思いますのでチェックをお願い致します。


U.S.B.Tour ! でのセッティング / U.S.B.


MCでちらっと触れたりもしましたが、当初ステージでの並びはお客さんから見て左側から「宇佐美・須藤・バリK〜ん(U.S.B.)」になる予定でした…が、バリけんさんの利き耳が右で左に顔が向く、僕の利き耳が左で右側でステージ中とお客さんの声を聞くというところから「B.S.U.」という並びに。
とにかく須藤さんがお客さんエリアに突入するので(笑)その導線を確保しつつ僕たちのセッティング角度などを毎回調整しておりました。
 
 


僕のセッティングはこんな感じでした。

右側下段:YAMAHA EX-5 左側の音源用MBP用の鍵盤で、EX-5自体の音源は使っていません。MOTU Fastlane経由でMIDI接続。
 
右側上段・左:MacBook Pro シーケンス用。ソフトはPreSonus Studio One 3。
 
右側上段・右:Roland MX-1 隣のMBP用のオーディオインターフェイス兼ミキサー。「Bass'n Voice」「Welcome Home」などでのフィルターやディレイ、ロールなどのエフェクティブなプレイはこれを使って毎ステージその瞬間のフィーリングでやっていました。
個々に調整できるようにシーケンスから来るリズム・ウワモノ・コーラスなどをチャンネル分けして最終段のAW4416へ送ってます。
 
左側奥上:MacBook Pro キーボードで弾く音源用。ソフトはシーケンス用MBPと同じくPreSonus Studio One 3。右側のEX-5からコントロール。その日の気分や流れで音色や演奏内容も変えてました。また、お客さんと曲を作るセクションではシーケンサーとしても活躍しました。オルガン、ストリングス、エレピ、フルート、ドラム、シンセベース等々。
 
左側奥中:Roland VT-3 ボイス・トランスフォーマー。語弊がありますが、今回のボコーダーセクションのメインボーカル用機材。実際はAutoTuneモードで僕の声をキーボードやコントロール信号でリアルタイムに音階演奏させていました(ボコーダーとはちょっと原理が違う)。なので、基本的にはモノラル音声。「Border line」ではメガフォンモードでシャウトにデス感を持たせたりも。
 
左側奥下:MOTU 896mk3 音源用MBPのオーディオインターフェイス。AW4416経由でDJ・Bass・MCマイクの信号も送られ、REC出来る状態になっています。
 
左側手前・右:KORG microKORG XL+ ボコーダーとして使用。VT-3と併用してこちらは和音も鳴らせるハモり・コーラス隊としての役割りを持たせていました。「上を向いて歩こう」はシルキーな音色でボーカルパートを担当しました。
 
左側手前・中央:YAMAHA AW4416 トータルミキサー。MX-1、VT-3、microKORG、鍵盤、これら「宇佐美セクション」をひとまとめにしてPAさんへOUT。通例ですとリズムとウワモノ、その他など回線を分けてPAへ送りますが今回は潔くL・Rのみとしました。
 
左側手前・左:MACKIE MIX8 須藤さんと僕のMCマイク用ミキサー。演奏中のオンMCを聞き逃さないようにここから4416へモニター送り&PA OUT。バリけんさんのマイクはオンMCがないので直でPAさんに取ってもらいました。

モニターはイヤモニを使って4416のサブチャンネルにモニター専用のフェーダーを用意して3人の音を自分の好きなバランスで聞いていました。
「Dream Girl」や「上を向いて歩こう」ではバリけんさんのリズムが大事なのでDJ大きめとか、自分の鍵盤やボコーダーなどは基本大きめ、など。
須藤さんの音は実音がすぐ横から聞こえるのでよほどシビアな会場以外では基本的に耳の中は小さめにしていたと思います。

ちなみに最初の7本、岡山〜福岡まではレイアウトが逆でした。
 
お客さまや観に来てくれた関係者の方から「もっとパフォーマンス(歌っているところ)が見えたほうが良い!」とのアドバイスを受け、仙台以降に前述のレイアウトに変更しました。
リアルタイムなオペレーションという意味ではかなり大変になったのですが、最終的には慣れたかも…慣れきれなかったかも(笑)
この辺は次の機会が訪れた時に再考しようと思います。

2015年11月23日月曜日

OzzFest Japan 2015 / BABYMETAL

昨日の11/22 OzzFest Japan 2015 二日目、BABYMETAL本番終了いたしました。

Zeppシリーズに引き続きマニピュレーターとしてサポートに入っておりました。
ワンマンとフェス、それぞれの楽しさがあって今回も熱いステージとなりました。
お疲れ様でした〜!

2015年11月22日日曜日

「U.S.B.Tour ! 」ツアー終了いたしました! / U.S.B.Tour !

今月1日から始まった「U.S.B.Tour ! 」。
岡山・名古屋・大阪・広島・熊本・大分・福岡・仙台・福島・東京・静岡そして神奈川は横浜と、全12公演が先日18日を以って終了いたしました。

まずは各地でお集まりいただいた皆さま、本当にありがとうございました!
ライブの最後の1ピースにして一番重要なオーディエンスというセクション、素晴らしいお客様たちに参加して頂けて本当に嬉しかったです。

「ベース、DJ、マニピュレーターの3人でライブって、なに演るの?」
ツアーの告知後いろんな方から言われたこの言葉、自分たちもリハーサルに入る直前まで「何が出来る?」状態でした。
須藤さんと言えば日本を代表するFusionベーシスト、DJバリK〜んさんはHiphop・R&Bを軸に幅広いClubサウンドを得意とするDJ、そして僕は雑食の作編曲&シーケンサーオペレーター(マニピュレーター)。
特に普段は裏方としてライブサポートをする僕がオンステージで何をするのかがツアーのカラーを左右すると思い自分なりに考えた結果、ボコーダーやAutoTuneを使ったボーカルパフォーマンスとリアルタイムREC&プレイバックでのソロ、EDMアプローチ的なエフェクトプレイ、あとはちょっぴり鍵盤演奏という形で挑むことになりました。
バンドとしての方向性はクラブサウンド寄りの何でもありな感じで、須藤さんがツイキャスなどでも言っていましたが「新しい形のFusion」にまとまったのではないかと思います。

僕だけに留まらず、今回の旅は三人共にチャレンジの連続でした。
須藤さんもエフェクターを駆使してベースでシタールやストリングスの音を奏でたり、お客さんからお題をもらってループ曲を作るセクションではバリさん&須藤さんが大活躍!
僕も脳みそフル回転でトラックをビシバシ作ったりしてました。
仙台公演以降はお客さんの声もRECして使ったりと、なかなか面白いコーナーになったのではないかと思います。
僕も後半からはセルフカバーの「Border line」ではメガフォンエフェクトでシャウトしたりと(笑)好き放題やらせていただきました。

千秋楽で須藤さんが「またやります!」と公言しましたので、いつになるかはまだ分かりませんが必ずまた三人で旅をします。
打ち上げでも次の構想がいろいろと出ましたので楽しいショーになるはずですよ!
その時までU.S.B.は一旦解散、です!




以下、今回のセットリストです。
 

"U.S.B.Tour ! " Setlist 2015.11.01~18


M00 Opening
    Produced by DJ Barricane

M01 About Us
    Produced by Hidefumi Usami
    Bass : Mitsuru Sutoh
    Beatmaster and Turntable : DJ Barricane
    Vocoder and Other Instruments : Hidefumi Usami

M02 Bass'n Voice from 須藤満「Waking Up ~Remember the day, 2011~」
    U.S.B. Version is Produced by Mitsuru Sutoh
    Bass : Mitsuru Sutoh
    Beatmaster & Turntable : DJ Barricane
    EFX Play : Hidefumi Usami

- - - - - M C - - - - -

M03 I know
    Produced by Hidefumi Usami
    Bass : Mitsuru Sutoh
    Turntable : DJ Barricane
    Vocoder and Other Instruments : Hidefumi Usami

M04 Welcome Home from 須藤満「Waking Up ~Remember the day, 2011~」
    U.S.B. Version is Produced by Mitsuru Sutoh
    Bass : Mitsuru Sutoh
    Beatmaster and Turntable : DJ Barricane
    EFX Play : Hidefumi Usami

M05 Dream Girl from The Gospellers「Dream Girl」
    U.S.B. Version is Produced by U.S.B.
    Bass : Mitsuru Sutoh
    Beatmaster and Turntable : DJ Barricane
    Keyboard : Hidefumi Usami

M06* 北極星 from The Gospellers「a Cappella」
    U.S.B. Version is Produced by Hidefumi Usami
    Bass, Sitar, SynthStrings: Mitsuru Sutoh
    Beatmaster : DJ Barricane
    Vocoder and Other Instruments : Hidefumi Usami

- - - - - M C - - - - -

M07 SEQUENCE SHOW
    Performed by U.S.B.
    ...and 仙台・福島・東京・静岡・神奈川のお客さま!

M08 Club バリK~ん mini
    Performed by DJ Barricane

M09 As You Like It
    Produced by Mitsuru Sutoh and Hidefumi Usami
    Bass : Mitsuru Sutoh
    Turntable : DJ Barricane
    Vocoder and Other Instruments : Hidefumi Usami

- - - - - M C - - - - -

M10 Painful Heart from SLAPxSLAP「Hit and away」
    U.S.B. Version is Produced by Mitsuru Sutoh
    Bass : Mitsuru Sutoh
    Turntable : DJ Barricane
    Vocoder : Hidefumi Usami

M11 LIKE THAT - Put Your Hands Up -
    Produced by Hidefumi Usami
    Bass : Mitsuru Sutoh
    Turntable : DJ Barricane
    Vocoder and Other Instruments : Hidefumi Usami

M12 Hot Rod from 須藤満「Waking Up ~Remember the day, 2011~」
    U.S.B. Version is Produced by Mitsuru Sutoh
    Bass : Mitsuru Sutoh
    Turntable : DJ Barricane

M13* Border line from 安岡優「バラードが聴こえる」
    U.S.B. Version is Produced by Hidefumi Usami
    Bass : Mitsuru Sutoh
    Turntable : DJ Barricane
    Vocoder and Other Instruments : Hidefumi Usami

- - - - - M C - - - - -

M14 U.S.B.
    Produced by Mitsuru Sutoh
    Bass and Other Instruments : Mitsuru Sutoh
    Beatmaster and Turntable : DJ Barricane
    Vocoder and E.Sitar : Hidefumi Usami

= = = Encore = = =

EN1** 上を向いて歩こう from 須藤満「Waking Up ~Remember the day, 2011」~
    U.S.B. Version is Produced by Mitsuru Sutoh
    Bass : Mitsuru Sutoh
    Turntable : DJ Barricane
    Vocoder : Hidefumi Usami

EN2 Dance with you
    Produced by Hidefumi Usami
    Bass : Mitsuru Sutoh
    Beatmaster and Turntable : DJ Barricane
    Vocoder and Other Instruments : Hidefumi Usami


*  宇佐美が作編曲した提供曲のセルフカバー
** 名古屋公演以降に追加


非常に私事ですが。
僕が「音楽楽しい、やりたい!」と思い始めた中学生の頃、当時大好きでやりたかったFusionバンド結成はロックバンドブームの世の中において実現出来ませんでした。
その結果、キーボード(自分)以外のパートをプログラミングして一人で曲を作り始めたことが現在の作編曲やマニピュレーター業に繋がっています。
結局自身のバンド経験がないまま業界に入り、サポートとしていろいろな方とお仕事させて頂いている現状だったのですが、そういった意味で今回の「U.S.B.Tour ! 」は初めての自分のバンドでした。

そして音楽に目覚めた当時に「こんなバンドをやりたい」と思って聴いていたベーシストが須藤満、その人だったというのは何かの縁を感じずにはいられません。
大好きで刺激的な先輩ミュージシャンお二人と一緒に旅が出来たこと、本当に幸せでした!
大人が真面目に音で遊ぶ、そんなステージ。
次は何をしよう?
今から楽しみです!

2015年11月19日木曜日

安岡優ソロツアー”バラードが聴こえる"

安岡さんのソロアルバム「バラードが聴こえる」を引っさげて、3年ぶりのソロツアーが行われました。

10月20〜21日に東京・Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE、10月24日に大阪・Billboard Live OSAKA、そして10月25日に愛知・名古屋ブルーノートにて千秋楽と、それぞれの会場で2ステージずつ計8公演を駆け抜けました。
安岡さんの言葉に対する想い、それを歌に乗せることへの想いがひしひしと伝わってくるライブでした。
僕たち安岡バンドもそんな想いを音に乗せてお届けできたのではないかと思います。

嬉しかったのは、MCの時に安岡さんが「ソロアルバムは僕の名義ではあるけれど、僕はこのバンドのデビューアルバムのようにも思っている」とおっしゃったこと。
そんな風に感じてくれる安岡さんだからこそ、僕たちもいかに素晴らしい音楽に昇華出来るかというところに尽力できたのではないでしょうか。

この旅の続きをまたいつか、同じメンバーでやりたいと言ってくれてましたので、今からそのときを楽しみに待とうと思います!



2015年11月16日月曜日

「U.S.B.Tour ! 」 / U.S.B.

須藤満(Bass)・DJバリK〜ん(Turntable)・宇佐美秀文(Manipulator)という異色トリオで11月1日よりツアー中でございます!

全12公演のうち既に11公演が終わり、残るは明後日18日の横浜千秋楽のみとなりました。
ここまでバタバタが続いてしまいブログもすっかり放置状態に…(毎日更新している須藤さんはすごい!)。
今回のテーマはとにかく「三人旅」!
三人で何から何までやってます。
機材の運搬からセッティング、本番(これは当然か)、それに…まで!
特に最初の7本は毎日違う土地で連日ライブでしたので、移動の間は前の日の本番音源を聴きながら「どうやったらもっと良いライブになるだろう?」をひたすらミーティングしておりました。
本番が終わればこれまた三人でご飯&飲みに出て、そこでも反省会と次のトライのミーティング。
寝ているとき以外はずっとこんな感じです。

それだけ今回の組み合わせやライブの内容が他にあまりない(ある種実験的な)ものなんだなーと思います。
そしてなにしろ新人バンドですので(笑)目下のところ一番の課題は動員数をいかにして増やすかというところですが…あ!もうあと一本で終わる!!
とはいえ、色んな場所で仕事仲間が観に来てくれて普段フロントに立つ人ならではのアドバイスを頂いたりお客さまの声を反映したりと、日々バージョンアップを繰り返しております。

今回お越しいただいたお客さまから口コミで広がっていくような、そんなツアーになったらいいな〜なんて思いつつ最終公演も全力で挑もうと思います!



「バラードが聴こえる」/ 安岡優

10月21日にゴスペラーズ安岡優さんの初ソロアルバム「バラードが聴こえる」が発売になりました。

安岡バンドが全面参加!
僕はロックな「Border line」の作編曲および哀愁な「あなたのせいさ」の編曲をしております。
(ちなみに「Border line」ではサビのコーラスにこっそり参加しております)