先月はがっちりUxSxBの制作をやっておりまして、昨今の事情もあってミックス〜マスタリングに至るまで完全リモートで行いました。
UxSxBメンバーそれぞれの機材環境問題もありビデオチャット的なものは無し、個人個人との電話連絡はあれどほとんどはメールでのやりとりという、なんともじっくりとしたキャッチボールで作られたのでした 笑
もっともUxSxBは基本的にラインもの(マイクを使わない。僕の声くらい)なのでこれまでも各人でレコーディングしたものを僕に送ってもらっていたので工程的にはそこまで大きく変わらないのですが、なにしろ3人同時に顔を合わせて話をすることがないというのが思っている以上に大変。
ミックスなどが顕著で、その場にいればアイデアや修正をどんどん試して採用・不採用を進めていけるのが「音源を確認→3人の意見をまとめてエンジニアさんにリターン→リテイクを作ってもらって再確認→最初に戻る」なのでかなりの時間がかかりました。
いつもなら数時間で終えられるものが数日間(長いものでは1週間)掛かったりと慣れない工程になかなか苦戦しましたが、良い具合に仕上がってほっとしています。
逆に考えると、その場その瞬間のやりとりの情報量、熱量というのは相当なものなんだなと思いました。
スタジオでやることで起きるスタジオマジック(その逆もまれにある)とは別に、普段の自分の環境でジャッジすることで冷静に聞けたり、その状況で聴き慣れた自分が好きなミックス・曲に対してこっちはどう感じるかという対比が出来るのはメリットでした。
その分それぞれの判断基準が厳しくなって細かい修正が増えたりするわけですが…。
今後もこのような形で制作することが増えそうなので、この辺のスムーズ化が課題ですね。
そんなこんなで作り上げた「#4」、3日後の6/17よりiTunes Store / Apple Musicにて配信開始です!
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