2020年もあとわずか。
避けては通れないコロナの話、とにかく今年は予想だにしない一年となりました。
年が明けたころは東京オリンピック開催で仕事に受ける影響(主に交通系)がどうなるかな、なんて危惧していましたがそれどころではなくなってしまいましたね。
ライブサポートが活動の中心である僕にはかなり厳しい事態でしたが、自宅で過ごした長い期間は様々なことに想いを馳せることとなりました。
正直、精神的な面ではかなり転がり落ちたときもありましたがなんとかブログを書くところまで這い上がってきましたのでまだまだ負けられません。
特に開催される予定のツアーがなくなってしまったり、周年記念ツアーの真っ最中であったゴスペラーズツアーが止まってしまったりと、世の中の情勢は痛いほど分かりつつも今もって苦しい限りです。
ここでちょっと個人的な考えを。
ツアーが止まってしまったこと、周年ツアーということもあってやりきれない想いをされた方はたくさんいたと思います。
それはステージ側もまったく同じです。
たまに気を入れ直すために書くのですが、例えば50本のツアーだった場合の一本のライブの重みや楽しさというのは全体の1/50ではなくてその日その時の1/1で、それが50回あるんですね。
だからこそその日のステージが終わったあとで喜びや(ダメだった場合は)悔しさが湧く、と。
あの土地のあの会場、あの街へと向かえるということは楽しみで仕方がないわけですから、それが叶わなかったというのは本当に悲しい。
なにより、その判断をくださなければいけなかったメンバーの心中はいかほどのものだったでしょうか。
先日、DVD&Blu-rayで中断となってしまったツアー内容をほぼそのまま行った、配信を交えた1日限りの「特別編」が発売されました。
受け取り方は様々だと思いますが、そこに注いだ想いは確かにあったと実感しています。
実現ならずに中止となってしまった他のアーティストのツアーもご本人、応援している方々ともにどこにぶつけたら良いのかわからないやるせなさがあったはず。
もちろん僕も同じです。
もう10年近くご一緒していた現場の人と今年は一度も顔を合わせることがなかったり、当たり前と思っていたことがひっくり返ったりしました。
いろいろなことがあって、いろいろが変わってしまった今、これまでと同じ環境が戻ってくるかわかりませんが、願わくばすべての人にまた楽しい日常が訪れて欲しいと切に願っています。
少し重めになってしまったので、ここで能天気な能書きを。
全国行脚したいなー!
シンガポール行きたいなー!
台湾も行きたいなー!
温泉も行きたい!
たくさんの人と出会いたいし喋りたい!
もともとインドアまっしぐらではありますが、その分外の魅力は絶大です。
自衛できることはなんでもやりつつ、少しずつでもその時が来るのを楽しみに待ちたいと思います。
前向きにテンパって行きたい!
というところでそろそろお時間となりました。
新しい年を新しい気持ちで健やかに歩んでいきましょうね。
今年も一年ありがとうございました!
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