2015年11月24日火曜日

U.S.B.Tour ! でのセッティング / U.S.B.


MCでちらっと触れたりもしましたが、当初ステージでの並びはお客さんから見て左側から「宇佐美・須藤・バリK〜ん(U.S.B.)」になる予定でした…が、バリけんさんの利き耳が右で左に顔が向く、僕の利き耳が左で右側でステージ中とお客さんの声を聞くというところから「B.S.U.」という並びに。
とにかく須藤さんがお客さんエリアに突入するので(笑)その導線を確保しつつ僕たちのセッティング角度などを毎回調整しておりました。
 
 


僕のセッティングはこんな感じでした。

右側下段:YAMAHA EX-5 左側の音源用MBP用の鍵盤で、EX-5自体の音源は使っていません。MOTU Fastlane経由でMIDI接続。
 
右側上段・左:MacBook Pro シーケンス用。ソフトはPreSonus Studio One 3。
 
右側上段・右:Roland MX-1 隣のMBP用のオーディオインターフェイス兼ミキサー。「Bass'n Voice」「Welcome Home」などでのフィルターやディレイ、ロールなどのエフェクティブなプレイはこれを使って毎ステージその瞬間のフィーリングでやっていました。
個々に調整できるようにシーケンスから来るリズム・ウワモノ・コーラスなどをチャンネル分けして最終段のAW4416へ送ってます。
 
左側奥上:MacBook Pro キーボードで弾く音源用。ソフトはシーケンス用MBPと同じくPreSonus Studio One 3。右側のEX-5からコントロール。その日の気分や流れで音色や演奏内容も変えてました。また、お客さんと曲を作るセクションではシーケンサーとしても活躍しました。オルガン、ストリングス、エレピ、フルート、ドラム、シンセベース等々。
 
左側奥中:Roland VT-3 ボイス・トランスフォーマー。語弊がありますが、今回のボコーダーセクションのメインボーカル用機材。実際はAutoTuneモードで僕の声をキーボードやコントロール信号でリアルタイムに音階演奏させていました(ボコーダーとはちょっと原理が違う)。なので、基本的にはモノラル音声。「Border line」ではメガフォンモードでシャウトにデス感を持たせたりも。
 
左側奥下:MOTU 896mk3 音源用MBPのオーディオインターフェイス。AW4416経由でDJ・Bass・MCマイクの信号も送られ、REC出来る状態になっています。
 
左側手前・右:KORG microKORG XL+ ボコーダーとして使用。VT-3と併用してこちらは和音も鳴らせるハモり・コーラス隊としての役割りを持たせていました。「上を向いて歩こう」はシルキーな音色でボーカルパートを担当しました。
 
左側手前・中央:YAMAHA AW4416 トータルミキサー。MX-1、VT-3、microKORG、鍵盤、これら「宇佐美セクション」をひとまとめにしてPAさんへOUT。通例ですとリズムとウワモノ、その他など回線を分けてPAへ送りますが今回は潔くL・Rのみとしました。
 
左側手前・左:MACKIE MIX8 須藤さんと僕のMCマイク用ミキサー。演奏中のオンMCを聞き逃さないようにここから4416へモニター送り&PA OUT。バリけんさんのマイクはオンMCがないので直でPAさんに取ってもらいました。

モニターはイヤモニを使って4416のサブチャンネルにモニター専用のフェーダーを用意して3人の音を自分の好きなバランスで聞いていました。
「Dream Girl」や「上を向いて歩こう」ではバリけんさんのリズムが大事なのでDJ大きめとか、自分の鍵盤やボコーダーなどは基本大きめ、など。
須藤さんの音は実音がすぐ横から聞こえるのでよほどシビアな会場以外では基本的に耳の中は小さめにしていたと思います。

ちなみに最初の7本、岡山〜福岡まではレイアウトが逆でした。
 
お客さまや観に来てくれた関係者の方から「もっとパフォーマンス(歌っているところ)が見えたほうが良い!」とのアドバイスを受け、仙台以降に前述のレイアウトに変更しました。
リアルタイムなオペレーションという意味ではかなり大変になったのですが、最終的には慣れたかも…慣れきれなかったかも(笑)
この辺は次の機会が訪れた時に再考しようと思います。

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